オリジナル商品の魅力について考えてみる

自社独自のブランド力を高めたい、新規事業で新しい商材を打ち出したい、あるいはEC運営で差別化を図りたい…など、オリジナル商品の開発には多くの企業が注目しています。
特に近年では、OEMやODMを活用して、自分たちの理想の商品を形にするケースが増えています。
無いものを探す方が難しい時代ですが、今あるものをブラッシュアップするような形で生活の質を高める商品づくりが求められています。

今回は、生活関連商品・雑貨・家電を中心にオリジナル製品を企画・開発してきた当社の経験も踏まえながら、オリジナル商品の魅力や制作時の注意点、そして市場調査のヒントなどをお伝えしたいと思います。
ぜひ今後の企画・開発の参考にしてみてください。

CONTENTS

オリジナル商品がもたらすブランド価値の向上

独自性で差別化を図る

先ほども申し上げた通り、市場にはすでに多種多様な製品があふれています。無いものを探す方が難しい。
その中で消費者の注目を集めるためには、“自社だけの独自性”が欠かせません。オリジナル商品は、単に売り場に並ぶ製品の一つではなく、ブランドイメージを直接訴求できる強力な戦力となります。

たとえば、当社も独自商品として販売しているソーラーライトですが、大変ご好評いただいております。
こうした商品を販売する場合も、今まで培ってきたノウハウとともに、デザインや機能面で「自社らしさ」を加えることで、他社製品との差別化を実現できるでしょう。

ブランドストーリーの構築

オリジナル商品には、開発秘話やこだわりポイントなど、作り手の想いを反映しやすいという利点があります。
こうしたストーリーは、商品そのものの価値を高めるだけでなく、ブランド全体のファンを増やすためにも役立ちます。
「なぜこの商品を作ったのか」「どんな想いで作ることになったのか」「譲れない部分」など、背景を共有することでファンの共感を得やすくなり、リピート率の向上にもつながります。

オリジナル商品を制作する際の注意点とメリット・デメリット

メリット

自社の理想を形にしやすい

シンプルな機能から高付加価値のアイデアまで、ゼロから一緒につくりあげることで、既製品では実現できない特徴を持たせることが可能です。

顧客ロイヤリティの向上

顧客ロイヤリティとは、顧客が特定のブランドの商品やサービスに愛着や信頼を感じることです。
オリジナル商品はブランドの世界観やこだわりを直接伝えやすいため、顧客との結びつきを強化し、継続的な支持を得やすくなります。
さらに、こうした共感が口コミや新規顧客獲得につながり、ブランド全体の価値を高める好循環を生み出すのです。

差別化による競争優位

同じカテゴリーの商品でも、オリジナリティを持たせることで価格競争に巻き込まれにくく、自社だけの強みを訴求しやすくなります。

デメリット

開発・試作コストがかかる

既製品を仕入れるよりも、試作費用やデザイン費用など、初期投資にかかる費用が発生します。
特に最初の1ロット目は、ある程度のコストを見込む必要があります。

製造リードタイムが長い場合がある

商品の仕様検討からサンプル作成、量産までには時間がかかります。
市場投入のタイミングを誤らないように、企画段階から先を見越したスケジュール管理が重要となります。
特に季節ものの商品は注意しましょう。

在庫リスク

自社で企画・製造する以上、思ったほど売れなかった場合の在庫リスクは避けられません。
小ロット生産が可能なメーカーを選ぶなど、リスク分散の工夫が必要です。

当社は小ロットからご相談を承っております。
まずはお問い合わせくださいませ。

「OEM・ODM」で思い通りの商品を作る

OEM・ODMとは?

自分のブランドで作りたい!という人が、当社のようなOEM、ODMの会社に発注し、オリジナル製品を作る方法です。
企画段階からメーカーと二人三脚で作り上げるため、よりカスタマイズの幅が広がるのが特徴です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

パートナー選びのポイント

実績と信頼性を重要視する

作りたいジャンルの商品の豊富な実績がある企業を選びましょう。
過去の開発事例や品質管理体制を確認することで、ミスマッチを防げます。

小ロット対応が可能か?

試験的に少量からスタートしたい場合は、小ロットからでも対応可能かが大きな決め手となります。

提案力と開発力があるかどうか

「ただ作るだけ」ではなく、売れるには何が必要か」を一緒に考えてくれる企画力・提案力を持つパートナーと組むと、完成度の高い商品が生まれやすくなります。

市場調査をするためのヒント

既存商品の分析

まずは、既に同ジャンルでヒットしている商品を分析してみましょう。
デザイン・機能・価格帯などを細かく調べることで、「どこを差別化すれば勝てるのか」のヒントを得ることができます。
レッドオーシャンで戦うよりも、できるだけブルーオーシャンで戦いたいもの。
そのための調査をするということになります。

ターゲット層のニーズ把握

企業の新規事業担当やEC運営担当者であれば、自社顧客や潜在顧客の悩みを把握するために、アンケート調査やインタビューを実施するのも有効です。そこから新たなコンセプトが生まれることもあります。
コールセンター業務を外注する企業が増えていますが、悪質なクレームだけではなく、良質な意見があるのも実情ですので、お客様の声をできる範囲で把握するために、自社でどんなお客様の声が上がっているのかを共有することも大切です。

トレンドとの向き合い方

商品開発の際には、世の中のトレンドを研究することも重要です。
SNSや海外のクラウドファンディングサイトなどで先行事例をチェックすると、今後のトレンドをいち早くキャッチできます。商品開発にタイムラグがあるからこそ、先行して取り入れていくことが重要です。

まとめ

ここまで、オリジナル商品の魅力やブランド価値向上のポイント、制作時の注意点をお伝えしてきました。競合が多様化した今の時代だからこそ、“自社ならでは”のオリジナリティを打ち出し、消費者の共感を得ることが重要になります。
そのためには、市場調査やターゲットのニーズ把握、トレンド研究をしっかりと行い、開発コンセプトを明確にすることが欠かせません。

市場調査やニーズ把握を徹底する一方で、コストや在庫リスクなどを抑えるためにも、OEM・ODMのパートナー選びは重要になります。
実績や提案力を重視して選ぶことで、安心してオリジナル商品開発に取り組めるでしょう。
もし「自社製品をもっと魅力的にしたい」「ゼロから開発に挑戦したい」とお考えでしたら、ぜひ一度ご相談ください。今あるものをブラッシュアップし、生活の質を高める商品づくりを一緒に目指しましょう。

OEM・ODMのご依頼は、Y&Yまで!

当社は、いくつもの中国の工場と提携しており、お客様の「こんな商品作りたい!」というご要望をヒアリングして、それから最適な工場や製造ラインを見つけることから商品作りが始まります。
ご要望に合わせて、柔軟に対応することができますので、ぜひご相談くださいませ。
ソーラーライトなどの実績があり、好評をいただいております。

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