OEM先を選ぶ時に失敗しないための5つの大切なこと

オリジナル商品を作る際に、OEM先の選定を誤ると納期遅延や品質事故、追加コストなどの問題が発生してしまう恐れがあります。
大切なのは、価格だけで即決せず、技術・対応・リスク・品質・持続可能性を多角的に見極めることで失敗を未然に防げます。
本稿では5つの視点を基準に、適切なパートナーを選ぶための具体的なチェックポイントを解説いたします。

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技術と実績を知る

サンプル制作の段階で、量産体制に入った時に要求される加工精度・素材対応力が自社仕様に合うかを見極めることは最重要要素です。
可能であれば、過去の量産事例や設備などの情報を提示してもらうのもいいかもしれません。(秘密保持契約により難しい場合もあるかもしれませんが)
また、出来上がったサンプル製品をデータ細かく確認することも大切です。データ上の数値と現物寸法のズレがあまりにもかけ離れていないか、色差はどうか・耐久試験を実施し、市場に流通できる品物であるかをテストするなどして、しっかりサンプルの段階で検証する必要があります。

②信頼を築くコミュニケーションができるか

見積依頼から回答までのリードタイム、質疑応答のレスポンスが的確で素早いことは重要な指標です。
担当窓口が固定され、発注〜生産管理の流れがスムーズに運ぶかどうかを注意してみましょう。
特に、リアルタイムで意思疎通できる仕組みを持つOEM先は、急な仕様変更にも柔軟に応じられるためトラブルリスクを抑えられます。
また、設計図や試作データが関連会社に流出しないよう、社内外へのアクセス権限や暗号化管理を徹底しているか確認することも忘れずに。
複数工場を束ねる制作会社では二次委託先にも同等の機密義務が課せられているかを明示してもらうことで、ブランド資産を守る体制を強化することができ、安心できます。

隠れコストとリスクを把握する

見積書に含まれない金型改修費、梱包仕様変更費、輸送保険料、為替変動による追加請求などの潜在コストを確認しておくのも大切です。
品質不良が発生した場合の補償範囲や再製作費負担の条件も明文化し、さらに昨今の世界事情などを鑑みた上での地政学リスクによるサプライチェーン断絶やエネルギー価格高騰時のサーチャージ制度も事前に確認しておくことで、総コストとリスクのバランスを定量的に把握しましょう。

④品質保証体制を見極める

工程内で不良を流出させない仕組みがあるかは、量産後の返品率とブランド評価を左右します。
サンプル制作から量産体制までの各検査基準書や、ISO 9001 監査結果や第三者監査の是正対応履歴まで開示があればなお良いです。そういった企業は、品質保証体制が整っている企業だと判断できます。
また、ロットを遡及できるトレーサビリティが整備されていれば、市場クレーム時の対応速度が飛躍的に向上しますし、万一のリコール時に流通在庫を迅速回収できる仕組みがあるかも、品質保証力を測る重要ポイントです。

⑤持続可能性とリスク耐性

近年は「環境配慮」と「サプライチェーンの強靭さ」が取引条件になることが珍しくありません。
ISO 14001やFSC認証などの取得状況を公開し、CO₂排出量や廃棄物削減目標を数値で示せる企業は、ESG監査にも対応しやすく信頼度が高まります。特にそういったものを重要視する商品を制作する場合は、必ず最初に確認する必要があります。
環境への取り組みとリスク分散の両面で具体策を示せるかどうかが、長期的なパートナー選定の決め手になります。

まとめ

OEM先を選ぶ際は、技術・対応・リスク・品質・持続可能性──この5視点をバランス良く評価することが大切です。価格だけに囚われず、試作サンプルや管理体制など全体的に見て、自社に合ったパートナーを選定しましょう。
適切な取引先との連携は、安定した品質とスピード感のある商品づくりを実現し、オリジナル商品の競争力を大きく高めます。

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